睡眠のお話😪④
今回は、カフェインと睡眠についてのお話です。
コーヒーやお茶に含まれるカフェインには覚醒作用があり、寝る前に摂取すると睡眠の質を下げる原因になると言われています☕️
前回の記事でお話した、昼寝前にコーヒーを飲むのとは異なり、夜の就寝前にコーヒーを飲むのは控えた方が良いです😳
私たち人間は、疲れが溜まると脳内で睡眠物質の一つである『プロスタグランジンD2』というホルモンが分泌され、更に『アデノシン』という別の睡眠物質の分泌を促します💤
この、『アデノシン』が脳内にあるホルモンを受け取る受容器(パズルで例えると、アデノシンホルモンが凸で、脳のホルモン受容器が凹)にハマって、脳の睡眠を司る部位を刺激することで眠くなるのです。
こんな感じで、凹みにアデノシン(凸)がハマり込んで、眠くなるように促します。
では、なんでカフェインを摂取すると眠気が覚めるのかというと、カフェインはアデノシン(凸)と構造がよく似ているんです!
さらに、体内にカフェインが摂取されるとアデノシンよりも先に脳内の受容器(凹)にハマり込みます!その結果、アデノシンがブロックされて眠気が誘発されなくなります!
テスト勉強したい!などの理由で、眠気を吹き飛ばしたいときにカフェインが有効なのはこのような仕組みなのです。
レッドブルやモンスターなどのエナジードリンクにもカフェインが含まれています。
また、カフェインの覚醒作用は思ってるよりも長くて、摂取してから4〜5時間、摂取量によっては6〜8時間続くとも😥
そのため、夜しっかり眠るためには寝る6時間前にはカフェインを取らないよう注意しましょう!
また、昼寝前にカフェインが有効なのにも理由があります。
体内に摂取されたカフェインが血液を通して脳に届くまでは20分くらいと言われています。
つまり、カフェインによる眠気が抑制されるまでには20分の猶予があるため、コーヒーを昼寝の直前に飲んで20分程度昼寝した後に起きるとちょうどスッキリと目が覚める!という仕組みです🙄
眠気に縛られない快適な生活を送れるようにカフェインを上手に使ってみてください🙇♂️